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電子部品・半導体
市況マンスリーレポート
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2023.11.01

落ち込まない日本の半導体市場

今年の半導体市場は世界全体では二桁台の落ち込みだが、日本向けはほぼ横ばいで推移しそうだ。   世界半導体市場統計( WSTS )の最新統計によれば今年 1-9 月の半導体出荷額実績は世界が前年同期比 14.1% 減、日本向けはドルベースで 2.1% 減だが、円ベースでは 4.9% 増とこのところの円安を反映した結果を示した。   日本が比較的に堅調なのは前号で紹介した自動車生産が好調なことが最大の要因とみられる。同統計によれば 1-9 月期で欧州向け半導体は 4.7% 増と世界主要地域では唯一のプラス成長、これは自動車向けの伸びがけん引している。日本がそれに次いでいる形だ。一方、中国向けが 23.0% 減と低迷している。   中国は電気自動車( EV )の生産がブームで、関連半導体の需要は伸びているとしてもスマートフォンやパソコン、サーバーなど半導体の主力市場の低迷を反映しているとみられる。日本や欧州は、産業用機器や自動車向けが多く、主力市場の大きな落ち込みから避けられた。   しかし、日本に限ってみれば統計の数値は、実態を必ずしも反映していない。それは、円安の進行、自動車用の伸びなど市場の急速の変化がある。図は、 WSTS の日本向け半導体出荷額と日本の半導体輸入金額および数量の動向を示す。 WSTS の日本向けは内外を問わず日系ユーザー向けであることから注意が必要。   それぞれ 1-9 月実績は日本向けが前述の通り 4.9% 増、輸入金額は 3.4% 減、輸入数量は 12.1% 減である。どの数字も正しいが、実感はそれぞれの見方、立場によるとしても数量の 12.1% 減と感じる向きが多いのではないかと思う。世界的に半導体不況下で、日本が違うということはあり得ない。   円安による輸入金額の増加、産業機器用、自動車用など比較的に少量多品種市場の増大に伴う単価の高い半導体比率の増大、特定半導体の品不足による単価の上昇など複数の変化が、日本の半導体市場に影響を与えている。   (SRL、大竹 修) 2023 年 著作権保有 (株)SRL   この資料の複写、複製その他電子的な方法等によるいかなる形での複写利用、再配布をお断りします。

2023.10.01

活気づく自動車向けの半導体

低迷する半導体市況だが自動車向けは堅調で、とくに電気自動車( EV )向けは、成長期に入り、活況をみせている。   今年の半導体市況は、主力のスマートフォン、パソコン・サーバー向けが不振。さらに金利の上昇、米中対立の激化などから年後半は設備投資も鈍化、産業用ロボット、半導体製造装置などの需要が低迷、関連半導体の市況が悪化しつつある。   この中で堅調なのは、自動車向けで、昨年までは関連半導体の品不足が自動車生産の足を引っ張り、世界的に大きな問題になった。今年になって需給は改善されているが、未だ品不足気味の製品も存在するようだ。   自動車分野は、半導体の主力市場の IT 分野と異なり、欧州および日本の企業の存在感が目立つ(図参考)。今年の半導体市場は、欧州が前年からプラス、日本は微減、これに対して米国、中国、韓国、東南アジアは二桁台の落ち込みとなった。その違いは IT 依存か、それとも車か、それが反映している。   IT 分野はいずれ回復すると思われるが、既存のスマートフォン、パソコンなど市場は成熟化、 AI (人口知能)向けなどに期待がかかる。自動車向けは 100 年に一度の大変革期といわれ、一段と活気が増している。   ちなみに世界の自動車メーカーの 22 年売上は主要 28 社総計で約 2 兆 5,000 億ドル強(約 330 兆円)。これに対して半導体は主要企業 40 社で約 5,200 億ドル強だ。自動車産業は半導体の 5 倍弱の規模。歴史的に車 1 台当たりの半導体使用額は 38 ドル前後の限られた控え目な市場。車用で大きく伸びた半導体企業は存在せず、儲かったという話も聞かない。   しかし、最新はガソリン車では 1 台当たり 500 ドル、 EV では 1,500 ドル程度使われるとみられ、市場は拡大が必至。課題は、半導体を豊富に使う車は値段が高く、一方で市場的には中国、インドなどで安い車の需要が強いことだ。歴史的にも、車の生産は欧米から日本、最近は中国が中心で、今後はインドやアフリカが伸びそう。   理想的には、地球にやさしい EV で、値段は安いことに尽きるが、これを達成するハードルは高い。個人的は、大型液晶、 TV 、それから太陽電池で日本の電機産業がシェアを失ったように日本は小型、高性能・長寿命など世界の競争相手とは異なる強みを発揮しないと生き残れないと思っているが、今後を見守りたい。   (SRL、大竹 修) 2023 年 著作権保有 (株)SRL   この資料の複写、複製その他電子的な方法等によるいかなる形での複写利用、再配布をお断りします。

2023.09.01

中国の半導体輸入、上期は2割強の下落

中国の今年上期の半導体輸入額は前年同期比22.3%減だった。回復の兆しもみられるが、力強さに欠け、世界の半導体市場の回復の重しになりそうだ。 中国は世界の半導体の消費の中心で、世界全体の概ね3分の1を占める。昨年の半導体市場は世界全体では前年比3.3%増だったが、中国の半導体輸入は4.0%減だった。今年の上期は19.3%および22.3%それぞれ減で、両者には連動した動きがみられる(図参考)。 最新7月の統計でも半導体輸入の低迷は続行、四半期単位では4-6月期は前期比7.3%増と回復の兆しもあるが、これは季節的な要因が含まれ、今後は不鮮明な面が濃い。低迷の要因は、半導体の中心市場(スマートフォンとパソコン)の不振および米中対立の影響など複合的とみられるからだ。 スマートフォンとパソコンはコロナ禍の特需で世界的な半導体不足をもたらしたが、ブームは去り在庫の適正化に手間取っている。スマートフォンは高額化で、パソコンと同様に成熟化。車用や人口知能(AI)用半導体に期待が高まっているが、市場拡大はこれから。 半導体貿易に変化が出ている。簡単に言えば中国の低迷が顕著、香港が追随、米欧、東南アジアそれから日本は比較的に堅調だ。前述の半導体の中心市場の低迷に米中対立に伴う貿易制限などの影響が具体化しているとみられる。 今年上期の半導体輸入額は中国が二桁台の落ち込みだったのに対し、米国、EU、タイ、インドネシアはプラス、日本は6%減にとどまった。パソコンやスマートフォンに依存が高い韓国、台湾、シンガポール、ベトナムなどは二桁台の落ち込みをみせている。 半導体需要の動向が注目されているが、中国の低迷は、今後の世界の半導体市場の回復に大きな影響を与えよう。冒頭で、中国は世界の半導体需要の概ね3分の1と紹介したが、これは統計上の数字で、実際は半分近いという見方も少なくない。 となると半導体景気は中国の今後に影響されそうだが、この面では、明るい材料は少なく、バブル崩壊など悪材料が目立つ。日本側からみれば、中国依存度が台湾、韓国、米国などに比べ低いのが救いとしても、今後の中国の影響はまぬがれない。 (SRL、大竹 修) 2023年 著作権保有 (株)SRL この資料の複写、複製その他電子的な方法等によるいかなる形での複写利用、再配布をお断りします。

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