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電子部品・半導体
市況マンスリーレポート
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2024.07.01

来年は25年ぶりにブーム再現か

世界 GDP に占める半導体の生産額比率は 2000 年に最高を記録したが、その後は低迷。しかし来年は 25 年ぶりに記録を更新しそうだ。   半導体は、より微細な世界を追求、それが性能価格を向上させ、経済社会上での役割を高めてきた。それは例えば世界 GDP に占める半導体生産額が増大することで示される。世界 GDP に占める比率を図に示す。   この図でわかるのは、 2000 年頃まで比率はほぼ着実に向上してきたが、その後は、横ばい傾向で、 2009 年の世界経済危機、 2012 年の東日本大震災当たりは、落ち込みがみられる。近年 21 年、 22 年は再び比率が上昇したが、 23 年は落ち込んだ。   このような推移をみると半導体金額、つまり市場の拡大は、対 GDP でみても容易ではないことがわかる。私の経験でも、かつて半導体の比率は増加すると想定したが(本欄 2012 年 7 月、やはり半導体は重要) 23 年では 0.52 兆ドル、 74.28 兆円にとどまった。対 GDP 比 0.50% にとどまる。   しかし、先に世界半導体市場統計( WSTS )が発表した半導体市場見通しでは、 2025 年に対 GDP 比で過去最高だった 0.60% に達する。世間では、 AI チップの米エヌビディアの時価総額が世界トップ、わが国株価も最高を更新するなど明るい話題が多く、対 GDP でも来年は 25 年ぶりに記録を塗り替えそうだ。   振り返れば 2000 年は IT ブームで、米国市場を中心にインターネット関連投資が活発になり、ブームをもたらした。 95 年も比率が高まったが、これはウインドウズの導入によるパソコンブームが起こった時期だった。   このような歴史をみると、いまは来年 25 年につながる AI ブームの突入段階で、それが関連半導体企業への投資につながっているのかもしれない。 AI がかつてのパソコンやインターネットに比べてどれほど衝撃をもたらすか、いろいろな見方があるが、いずれにしても、期待できそうな分野だろう。   ただし注意が必要なのは、ブームの行き過ぎでバブルが崩壊、大きな反動をもたらすことで、 2000 年の IT バブル崩壊はまさにそれを如実に示した。     (SRL、大竹 修)   2024 年 著作権保有 (株)SRL   この資料の複写、複製その他電子的な方法等によるいかなる形での複写利用、再配布をお断りします。

2024.06.01

半導体市場はAI活況、他はマイナス?

今年の半導体市況は、 AI にけん引され活況を呈している。しかし、 AI 以外は低迷、 AI 一本槍の危険が高まっている。   半導体メーカーによる統計団体の世界半導体市場統計( WSTS )は今月初め最新市場予測を公表した。それによれば、今年の世界半導体市場は前年比 16% 増の伸びが見込まれ、 3 年ぶりに二桁台の成長、最高金額を更新しそうだ。   背景には、世界的に AI 関連投資が活発、関連したプロセッサやメモリ製品の需要が急拡大していることが指摘されている。ただし、 AI 関連を除くと半導体需要は低迷、今年中は多くの製品で、回復は見込めず、 AI 関連以外はマイナス成長と見込んでいる。   WSTS による予測を製品別(図参考)にみれば、今年は、メモリとロジックのみが成長、マイクロが横ばいだが、それ以外は 2 年続きのマイナスが見込まれている。とくに個別全体、これはパワー半導体、それからセンサー、アナログの不振は自動車、スマートフォン分野の在庫調整、回復の遅れが影響しているとみられる。   地域別 ( 図参考)では、北米と、アジア太平洋、中国が二桁台の伸びの一方、欧州が横ばい、日本はドルベースではマイナスだが、円ベースでは円安想定から 4.6% 増が見込まれている。 AI の開発、市場は、米国、中国が活発で、 WSTS の見方も、それを反映したものだろう。   この予測内容をみて半導体市場は、昨年までの EV 、自動車向けの活況、大市場のスマートフォンやパソコンに代わって今年は AI という新市場を確保。 AI はインターネットの出現に匹敵、あるいはその市場を超える新たな世界を切り開くともいわれ、期待されている分野だ。   しかし、半導体メーカーなど関係者にとっては、取組が難しい面も少なくない。今年 1 年でみれば、 AI に直接関連したところは急成長だが、大部分はマイナス成長。依然として在庫整理や市場急変に追われている例も聞かれる。   AI が大市場になるとしても、それがいつか、どのような市場、分野、形態か、これは模索中だ。空振りということもあり得る。理想的なのは、 AI スマホ、 AI パソコン、 AI 自動車など大市場を築き、半導体全体の市場拡大につながること。   WSTS の見方が正しいとすれば今年 1 年は AI 以外では、マイナスということも想定する必要があるだろう。   (SRL、大竹 修)   2024 年 著作権保有 (株)SRL   この資料の複写、複製その他電子的な方法等によるいかなる形での複写利用、再配布をお断りします。

2024.05.01

日本の半導体市場 統計史上初の4年連続成長か

日本の半導体市場 統計史上初の 4 年連続成長か   わが国半導体市場は昨年まで 3 年連続で成長を持続。今年も成長を持続すれば、初の 4 年連続成長を果たす。   半導体市場は浮き沈みが激しく、業界は好不況を繰り返し、それは「シリコンサイクル」と呼ばれている。好況が続くと、シリコンサイクルは消滅したという見方も出るが、歴史は、簡単には変わらず、相変わらず浮沈を繰り返している。   最近でみれば、今回は 21 年から成長が再開、昨年まで 3 年連続で成長を持続した。長期間でみれば、 3 年連続でプラスという成長期間は、 80 年代中期から始まった世界半導体市場統計( WSTS )での日本市場では過去 3 回、国内統計での内需では 2 回しかみられない(図参考)。   ということは、今年の日本市場はマイナスの可能性がありそうだが、どうだろうか。 23 年 10 月に発表された WSTS の予測では 24 年は 8.0% 増と明るい見通しだ。背景には 23 年は自動車用が下支え 24 年は再加速するという。   これに対してわれわれは今年 3 月時点で 2.6% 増と予測している。確かにハイブリッド車など好調だが、半導体製造装置、ロボットなど産業用機器は弱含み、情報通信家電機器は低迷と市場全体では厳しい状態を想定しているためだ。   世界的には、 AI ブームで上振れの可能性があることを本欄 1 月に紹介したが、日本市場での AI は緒についたばかりで、市場全体への貢献は限られる。パリ・オリンピック、米大統領選などビッグイベントも控えているが、電子機器の消費が上向くか、現時点では余り動きはみられない。   日本市場が、仮に今年も成長したとすれば、 WSTS では初めて 4 年連続成長の記録を樹立することになる。世界全体では、最近はみられないが、 1986 年 ― 1989 年、 1991 年 ― 1995 年、 2002 年から 2007 年の過去 3 回、最大で 6 年間の連続成長期間があった。   数年にわたり成長を続けるには、経済環境、技術革新などそれぞれ要因がみられ、直近の好調の要因はコロナ感染からの復帰、世界的な半導体の品不足など影響していよう。今の時点では、 4 年連続成長の可能性が高いと私は思っているが、半導体市場は変化が急で、注意して今後を見守りたい。   (SRL、大竹 修) 2024 年 著作権保有 (株)SRL   この資料の複写、複製その他電子的な方法等によるいかなる形での複写利用、再配布をお断りします。  

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