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電子部品・半導体
市況マンスリーレポート
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2024.10.01

回復基調の半導体市況

変化が著しい半導体市況だが、このところ数量が増加をみせ市場は底打ちから回復の傾向が出てきた。   今年の半導体市場は、世界全体では前年比 2 割、日本市場は 4% 程度の成長を見込んでいる。世界が 2 割の高成長と見込まれるのは AI ブームによりメモリ等が 9 割増の突出した伸びをみせ、それ以外は 5% 程度の控え目な伸びと想定しているためである。   半導体市況はコロナ危機による品不足で 2021 年、 2022 年にブーム、 23 年はその反動で 8.2% 減、そして今に至っている。半導体市場全体で AI ブームの恩恵を受けているのは金額ベースで市場全体の 3 割前後とみられ、数量ベースでは 5% 程度とみられる。それ以外は回復途上だ。   つまり、 AI 以外は、未だ水面下で、本格回復がいつか動向が注目されている。見方を変えれば、 AI ブームは大きな期待をもたらしているが、どれだけ伸びるか、行方は未定。 AI だけでなく本来の市場の回復も焦点の一つなのだ。   半導体の市況は、いろいろな情報が交錯しているが、われわれが注目している指標の一つが数量の推移。これは生産、貿易など公式統計から確認出来る。また、公式統計では、期待あるいは悲観といった人為的な要因の影響は少なく、従って市場の動向を反映した傾向が把握できる。   それによるわが国での数量の動向を図に示す。これによれば、統計がまとまっている直近第 2 四半期まで数量は回復をみせている。生産、輸出、内需は今年第 1 四半期を底に上向き、輸入以外は、回復を示している。   世界全体では、今年第 1 四半期から金額、数量ともに回復に転じており(世界統計: WSTS は数量情報の一般開示を制限している)、日本市場も追随の方向だ。半導体市場の特性といえる 4 年前後の周期性の視点からみれば、 19 年の底を経て 23 年を底に新たな成長局面に入りつつあるとみられる。   2024 年 著作権保有 (株)SRL     この資料の複写、複製その他電子的な方法等によるいかなる形での複写利用、再配布をお断りします。

2024.09.01

トップ10から外れた日本の半導体輸入額

わが国半導体輸入額は、この上期で世界トップ 10 から外れた。これまで 10 位にとどまっていたが、初めてタイに抜かれた。   半導体は小型軽量、品種も多く貿易は極めて活発。世界上位国の今年上期実績を図に示す。輸出入ともに中国、香港がトップで、かつシェアも高い。半導体貿易の特徴は、その動静が半導体と電子機器等システムのエレクトロニクス産業そのものの競争力を示しているということだろう。   世界的に半導体で力を持つ台湾は世界のパソコン、 IT 機器でも強く、同じく韓国はスマートフォン、家電、半導体世界トップの米国は IT 産業に君臨。中国は、家電、パソコン、スマートフォンそれから IT と全分野で存在感を高めている。   同じように貿易が盛んな石油あるいは農産物などでは、輸出国と輸入国の色分けがはっきりしているが、半導体の場合は、輸出も輸入も活発なのが特徴。半導体はエレクトロニクスの基盤、最重要技術であり、常に進歩、最大の経済効率が追求されている。これは半導体の組立検査でアジア諸国が大きなシェアを持つことでも示される。   このような視点からみてわが国半導体輸入額が世界 11 位に転落したことは、今後に与える影響が懸念される。国内では、スマートフォン、薄型 TV などの生産が事実上消えつつあり、競争力が問われている。半導体は、最新技術の象徴で新製品、新市場開拓の宝庫といっても過言ではない。   政府は、半導体産業の強化策として台湾 TSMC の生産工場の日本誘致、最先端製造技術開発のラピダスへの支援など進めており、成功すればわが国半導体の生産拡大、輸出増大につながろう。一方で、輸入拡大、これはわが国エレクトロニクス、システム産業の強化も重要だ。   振り返ればわが国特産品ともいえる電卓、ゲーム、パチンコ、カラオケ、 AV 機器、カメラ搭載携帯端末などヒット商品も数多く生まれている。現在は、デジタル赤字の増大が、課題になっているが、日本の底力、固有の歴史、文化、価値観など力を発揮できそうな面は少なくない。   今の状況はパソコン、インターネットの普及が加速した「ウインドウズ 95 」登場の 30 年前と似た状況で「 AI 」が注目されているといわれるが、世界の先端技術を使いこなし、ヒット商品、市場を開拓、半導体貿易が活発になることを期待したい。   2024 年 著作権保有 (株)SRL     この資料の複写、複製その他電子的な方法等によるいかなる形での複写利用、再配布をお断りします。

2024.08.01

絶好調と不振が混在する半導体市況

半導体市場は内外ともに「明暗混在」、とくに今年は分野によって差が顕著。日本市場は先行き要注意だ。   今年上期( 1 - 6 月期)の統計がまとまり、半導体市場は世界全体で前年比 18.1% 増、日本は 5.8% 増と全体では好調だった(世界半導体市場統計 =WSTS 調べ)。しかし、 AI プロセッサの米エヌビディアは絶好調の一方、インテルは人員削減と真逆の動きが目立つ。   先端 AI プロセッサは、入手難、価格高騰、関連した DRAM や NAND はこの上期で 9 割増の絶好調。一方で、個別素子、オプト、アナログ、センサーなどはマイナスだ。製品や市場によって異なる動きが出るのは、この分野では珍しいことではないが、今年は変化が大きい。   日本市場に限っても、今年上期は全体ではプラス成長だが、それは MPU (ノートパソコンやデータセンター向けサーバー)及びメモリ(直近の値段は前年比倍増)によって金額が維持され、それ以外は大幅な落ち込みとみられる。ちなみに輸入金額および数量は 1 年前に比べ 2 割前後落ち込んでいる(図参考)。   従ってある分野は絶好調だが、それ以外は大幅な落ち込みと落差が大きく、日本に関しては、好調分野は限られるとみられる。今後はどうだろうか。 AI のブームは緒についたところで、データセンターの建設、 AI 搭載機器の開発は活発になる。   気になるのは、日本市場で中心的な存在を占める輸入半導体が図に示されているように右肩下がりの傾向を金額、数量ともに示していることだ。一方、日本市場全体の金額は今年第 1 四半期に一服したものの直近第 2 四半期は上向いた。   好調なハイブリッド車向けなどの需要が奏功していると思われるが、自動車メーカーは国内では認証不正問題、海外では中国勢との競争激化など課題を抱えており、半導体需要の増大に陰りが生ずる可能性もある。   訂正とお詫び:本欄 2023 年 11 月「落ち込まない日本の半導体市場」の図で「輸入数量」の 2019 年第 1 四半期の数字が間違っていました。訂正、更新した図を今月号で掲載しております。訂正しお詫び申し上げます。 (SRL、大竹 修)   2024 年 著作権保有 (株)SRL     この資料の複写、複製その他電子的な方法等によるいかなる形での複写利用、再配布をお断りします。

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